一度は発売が延期されたFLEVO+(※)ですが、気づいたら販売開始されていましたので、少し遅れて購入してみました!
※2018年5月、ニコチンの可能性がある成分が検出されたために「FLEVO+」の販売が延期になってしまいましたが、同年10月24日に発売されました

普段は、エミリミニプラスやYTAなどのリキッドタイプの電子タバコしか使用していない私ですが、果たしてカートリッジタイプは合うのでしょうか?
FLEVOプラスの機能性はもちろん、当サイトでは従来のFLEVOもレビューや比較もおこなっていますので、従来のFLEVOとは何が違うのかという点についても触れていきたいと思います。


目次
FLEVO+はこんな電子タバコ

まず初めに、簡単にFLEVO+についてまとめておきます。
- ポッド型のフラットなデザイン
- カラーバリエーションは4種類
- カートリッジが透明でリキッド残量が見える
- 軽くて小さい
- 1カートリッジで約400回吸引
- 従来のFLEVOからパワーアップ
FLEVOとはデザインもカラーもカートリッジもがらっと変わり、その他性能もパワーアップしたのが、FLEVO+です。
透明カートリッジで中に入っているリキッドが見え、残量が分かりやすくなっているということから、「味薄くなったかも?」とまだ使えるかもしれないカートリッジを無駄にすることがありません。
さらに、カートリッジ1つで約400回吸引できるということで、頻繁に交換する必要もないという嬉しい特徴があります。
FLEVO+を開封!

FLEVOプラスが届きましたので、早速開封してみました。
思ったよりコンパクトで、ブラックのシックでオシャレなケースに入っています。
従来のFLEVOよりも価格帯があがっていますので、当然と言えば当然なのでしょうか?
カラー展開は、ブラック・シルバー・ネイビー・ピンクとなっており、今回購入したのはピンクです。

ピンクといえばどうしても安っぽいカラーを想像しがちですが、FLEVOプラスのピンクは安っぽくなく、キレイなシャンパンピンクのような見た目でした。
吸い口がない!?と思ったら、カートリッジについていました。
カートリッジタイプはリキッドタイプと違って、吸い口と一体化しているのですね。
FLEVO+のセット内容

FLEVO+のスターターキットは、自宅に届いてからすぐに吸えるよう、必要なものが全て入ったセットになっています。
- バッテリー×1
- フレーバーカートリッジ×1(アイスメンソール)
- 充電用USBケーブル×1
- 取り扱い説明書+保証書
フレーバーカートリッジはアイスメンソールが付属しています。
私は以前、マルボロメンソールを吸っていたので、メンソールが付属しているのは嬉しいです!

取り扱い説明書と保証書がセットになっていますので、ケースに入れて無くさないように保管しておきましょう。

※保証期間は購入してから1か月間です
フル充電ではありませんが、試しに吸える程度の充電はされていますので、はじめに充電する必要はありません。
届いた瞬間からFLEVO+を楽しむことができます。
FLEVO+の使い方(吸い方)

セット内容も確認したところで、FLEVO+を吸ってみたいと思います!
カートリッジタイプなのでリキッドを入れる必要がなく、簡単に吸うことができるのは大きなメリットです。
【STEP1】カートリッジを取り出す

付属カートリッジがアルミのケースに入っていますので、まずはカートリッジを取り出しましょう。
早速カートリッジを取り出そうとしたところ、リキッド漏れ(液漏れ)が発生しているのを発見!

よく見ると、結構漏れています…。

リキッド漏れが起きにくい構造という点もFLEVOプラスのウリだっただけに、これには少しショックを受けてしまいましたが、ティッシュでポンポンと拭けば問題ありません。

リキッド漏れがあると手もべたつくので、ティッシュでつかむようにして取り出したほうがいいかもしれません。
【STEP2】カートリッジの保護キャップを3か所外す

次に、カートリッジの白い保護キャップを3か所外していきます。
簡単に外れますので、特に力も必要ありません。
3か所外してみると、吸い口にもリキッドが付着しているではありませんか!!

先ほどと同じくポンポンとリキッドを叩くようにしてふき取れば、ティッシュの繊維が混入してしまうことも防げますので、リキッド漏れ(液漏れ)がみられた場合にはそのようにして拭き取ってください。
【STEP3】カートリッジを本体に入れる
カートリッジを本体に入れます。
マグネット式になっていますので、本体に差し込もうとすると吸い込まれるようにカートリッジが入ります。

※カートリッジが正常にささると、マグネットでくっつく瞬間にブルーのライトが点灯します
ぎゅっと押す必要もありませんし、ネジを回す必要もありませんので、他のカートリッジタイプに比べると、装着がとても簡単です。

リキッドが漏れる場合がありますので、皆様は振らないようにしてくださいね!
【STEP4】ゆっくり吸い込む
マウスピースを軽くくわえて、ゆっくり深めに吸い込みます。
自動通電で吸い込むだけで電源が入りますので、特に操作は必要ありません。

私が吸った時は、10回程度吸って吐いてを繰り返すまで、煙が全く出ませんでした。
10回程度吸った後でようやくリキッドを加熱する音とともに煙もでるようになりましたので、もし煙が出ないという方は数回吸って吐いてを繰り返してみてください。
FLEVO+を使ってみた感想は?

今までリキッドタイプばかり使用してきた私にとっては、FLEVO+はやや新鮮な感じがしました。
また、リキッドを入れなくてもいいというのはやはり手軽だなと思いました。
フレーバーカートリッジの味はどうだった?
付属していたカートリッジはアイスメンソールでした。
吸うと、喉のあたりがスーッとキレイになる感じの、やや強めのメンソールだと感じました。
C-tec Touchの強烈なメンソールリキッドよりは優しい、という印象です。

同じメンソールでも、VAPOREVERのメンソールのように多少の甘味のあるものもありますが、FLEVO+のメンソールは爽快感のみでした。
吸った後の呼吸で、喉がスーッと涼しくなるあの感じがとても好きなので、FLEVO+に使われている専用リキッドは気に入りました!
FLEVO+って害はないの?延期の理由になってたけどどうなった?
FLEVO+の煙量ってどのくらい?
FLEVO+はカートリッジタイプということで、リキッドタイプよりも煙量が少ないというイメージがある方もおられると思います。
従来のFLEVO+は煙量が少なめだったのですが、FLEVO+は煙量(ミスト量)アップということもあり、カートリッジタイプにしては多いような感じがします。
gif動画にしてみたので、煙量が気になる方はご覧ください。
(タップでgif動画再生・停止できます)
紙タバコと同等もしくはそれ以上の煙量があるように感じられます。
ただ、先ほども触れましたが、私の場合はじめの10回程度は吸って吐いてを繰り返しても煙が全くでませんでした。
10回を超えたあたりからリキッド加熱の独特の音とともに、煙がでるようになりました。


FLEVO+の8つのメリット
FLEVO+のメリットとして、以下のようなことが挙げられます。
- 電池残量が一目で分かる
- リキッド残量が一目で分かる
- 紙タバコと同等もしくはそれ以上の煙量がある
- デザインがフラットでオシャレ
- カートリッジ1つで400回吸引と多め
- カートリッジはマグネット装着なので手軽
- コスパはFLEVOと同じ
- バッテリー容量300mAhと多め
【メリット1】電池残量が一目でわかる

従来のFLEVOをはじめ、電子タバコ(簡易ベイプ)の多くは電池残量が分からず、外出先などでいざ吸おうとすると充電切れ…という経験をしたことがありませんか?
FLEVO+は、吸い込む際にFLEVO+の「F」マークが点灯し、充電の残量を教えてくれます。
青:100%~51%
オレンジ:50%~21%
赤:20%~1%
この機能があるのとないのとでは、ストレスのかかり具合が違います!
【メリット2】リキッド残量が一目でわかる

FLEVOプラスは、リキッド残量がどのくらいなのか、パッと見てわかるようになっています。
本体に小窓がついているため、そこからリキッドの残量を確認することができます。
カートリッジ1本で400回吸引と言われても、正直どのくらい吸ったかなんて覚えていませんよね。
今までは「味薄くなってきたかも?」「もうないかも?」と曖昧な感じでカートリッジを交換していた方も、残量が分かればカートリッジを無駄にすることもありません。
これは嬉しいポイントですよね!
【メリット3】紙タバコと同等もしくはそれ以上の煙量がある
カートリッジタイプの中では煙量が多く、満足感が得られます。
メンソールフレーバーカートリッジもわりと強めだと感じたため、普段メンソールの紙タバコを吸っている方は煙量とその味でそこそこ満足できるかと思います。

ただ、もちろんニコチンやタールが含まれていませんので、喉にグッとくる感じはありません。
【メリット4】デザインがフラットでオシャレ
デザインにこだわりたい方、ペンタイプでもボックスタイプでもない電子タバコがほしいという方には、FLEVO+のポッド型はおすすめできます。
サイズも小さくコンパクトですし、女性も男性も違和感なく使用できるかと思います。
同じようなデザインで言えば、以下のような電子タバコもあります。
JUUL(ジュール)

カートリッジもシンプルでオシャレなデザインになっています。
こちらのJUULはAmazonでも販売されていましたが、Beyond Vape Japanのほうが安く購入できます。
JUUL専用のオシャレなケースも販売されていますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
myblu(マイブルー)

mybluはコンビニでも購入することができます。
タバコバニラ味やチェリークラッシュ味などの変わったカートリッジもありますよ。
JUULよりは価格が安く、手が出しやすいポッド型の電子タバコです。

【メリット5】カートリッジ一つで400回吸引と多め
従来のFLEVOは、カートリッジ1つで240回吸引が可能となっていました。
FLEVO+は、カートリッジ1つで400回も吸引が可能となっていますので、今までよりも長持ちします。

1日にたくさん吸ってしまうという方も、400回吸引なら予備のカートリッジを持ち歩く必要がなくなりますので、荷物も減って助かりますよね。
また、サイズが小さくコンパクトであるという点も、助かるポイントです。
【メリット6】カートリッジはマグネット装着なので手軽
FLEVO+のカートリッジは、マグネットで装着できるようになっています。
使い方でも触れましたが、カートリッジを本体に入れようとすると、マグネットでスーッと吸い込まれるように本体に装着できます。
外出する際にカートリッジが取れそうで心配な方は、FLEVO+の専用ケースも購入されるといいかと思います。
ただ、ケースの作りを見てみると、価格が少し高めかな?と思います…。
【メリット7】コスパはFLEVOと同じ
FLEVO+は、コスパも割といいです。
交換カートリッジは、3つ入って1,480円で販売されています。
1カートリッジの吸引回数が400回で、従来のFLEVOのコスパと変わりません。
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商品名 | カートリッジ価格 | 1か月にかかる費用 (1日30回吸引) |
FLEVO | 1,480円 5本入り / 吸引240回 | 1,107円 |
FLEVO+ | 1,480円 3本入り / 吸引400回 | 1,107円 |
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吸い続けるためには、コスパが良くなくては話になりませんよね!
FLEVOとFLEVO+は、吸引回数と内容量が違えど、1か月にかかる費用は同じです。
コスパが最高に良い!ということではなく、普通といったところです。

【メリット8】バッテリー容量は300mAhと多め
当サイトでご紹介していますカートリッジタイプ7社のバッテリー容量は、一番少なくてFLEVOとロアレスの140mAh、一番多くてビタフルの330mAhです。

FLEVO+は300mAhと容量が多めになっていますので、頻繁に充電する必要がありません。
常にFLEVOプラスを吸っちゃう!という方以外は、1日以上充電が持ちますので、外出先での充電切れにおびえることもありません。
FLEVO+の3つのデメリット
メリットが8つもあるFLEVOプラスですが、デメリットはどのくらいあるのでしょうか?
実際に使ってみて感じたデメリットは、以下の3つです。
- カートリッジの種類が3つしかない
- リキッド漏れ(液漏れ)がある
- キャップがないため持ち運びには不便
【デメリット1】カートリッジの種類が3つしかない
リキッドタイプであれば他社のリキッドを使用して様々な味を楽しむことができますが、FLEVO+はそうはいきません。
従来のFLEVOのように互換性のあるカートリッジを使用できるのであれば別ですが、ポッドタイプのカートリッジは互換性のあるものが少なく、他社のものを使用するということができないのです。
にもかかわらず、FLEVOプラスのカートリッジの種類は3種類しかありません。

タバコフレーバーがあるのは従来のFLEVOと同じですが、好みが分かれそうなマンゴーとメンソールの3種類というのは、少し寂しいものがあります。

【デメリット2】リキッド漏れ(液漏れ)がある
使い方のところでも触れたのですが、リキッド漏れが起きてしまうという点はデメリットだと思います。
吸い口が本体よりも下がった状態で保管していたり持ち歩いたりしていると、リキッドが漏れてしまいます。

実際に日常生活の中で特に意識せずに使用していたところ、カートリッジを持ち上げると中でリキッドが漏れていました。
口にリキッドが入ると物凄い味がしますし、べたべたになってしまうため、注意しなくてはなりません。
【デメリット3】キャップがないため持ち運びには不便
キャップがあればまだしも、キャップがついていない上にケースも付属していませんので、持ち運びにはやや不便です。
リキッド漏れも注意しなくてはなりませんし、衛生面でも吸い口が色々なところに触れるのは気になります…。
コンパクトなのでサイズ感は持ち運びにいいのですが、衛生面と液漏れの面で難あり、という印象です。
FLEVO+と従来のFLEVOの4つの違い

色々とパワーアップしたFLEVOプラスですが、従来のFLEVOとはどのような点が違うのでしょうか?
両者の違いがある部分だけ、表にしてみました。
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FLEVO+ | FLEVO | |
本体寸法 | 9.6×18.6×109mm | 7φ8.5×99.5mm |
本体重量 | 16g | 14.3g |
バッテリー容量 | 300mAh | 140mAh |
フル充電使用回数 | 約300回 | 約200回 |
カートリッジ容量 | 1.5ml | 0.7ml |
カートリッジ吸引回数 | 約400回 | 約240回 |
ワット数 | 約5.3W | 約2.9W |
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上記の表の中でも、特に大きな違いとして挙げられるものは、以下の4点です。
1.本体のデザイン・形
2.カートリッジの吸引回数
3.バッテリー容量
4.煙(蒸気)の量
1.本体のデザイン・形

本体の形とデザインが、従来のFLEVOとは大きく異なっています。
従来のものはペンタイプ(スティックタイプ)でやや小さめのデザインで、カラー展開はホワイト・ブラックの2色でした。
対してFLEVOプラスは、ポッドタイプのフラットなデザインに、カラー展開はブラック・シルバー・ネイビー・ピンクの4色になっています。
2.カートリッジの吸引回数

従来のFLEVOと比較すると、カートリッジの吸引回数が、大幅にアップしました。
公式でも、214%アップと発表されています。
吸引回数が増えるということは、カートリッジの交換回数も減るということになりますが、コスパの面で見ると、交換カートリッジの買い替えにかかる1か月の費用は同じです。
3.バッテリーの容量

バッテリー容量は、充電の持ち具合に大きく関わってきます。
従来のFLEVOは140mAhでフル充電時の吸引回数は200回、一方のFLEVO+は300mAhでフル充電時の吸引回数は300回となっています。
バッテリー容量がアップしたことで、充電の手間が減り、頻繁に充電しなくて済むことからバッテリーの寿命も縮まりにくくなります。
4.煙(蒸気)の量

そして最後に、煙(蒸気)の量にも大きな違いがあります。
個人的な意見ですが、電子タバコのカートリッジタイプの多くは、満足できる煙量が出ません。
従来のFLEVOも例外ではなく、煙量が多いとは言えないものでした。
ですが、FLEVOプラスはパワーがあがったことで煙量もアップしており、電子タバコとして満足できる煙量になっていると思います。
【番外編】本体サイズと重量は増えたが申し分なし
従来のFLEVOと比較するとサイズが大きくなり重量は増えましたが、それでも申し分ありません。

サイズはエミリミニプラスの10cmより1cm大きい、11cmとなっています。
リキッド漏れさえ注意すれば、ポーチや胸ポケットなどにも楽々入りますよね。

重さも16gと軽く、全く負担になりません。
FLEVO+の基本情報
以下、FLEVOプラスの基本情報です。
タイプ | 電子タバコ<カートリッジ式> |
価格 | 2,980円 |
キット内容 | 本体×1、カートリッジ、USB充電器×1、保証書付き説明書 |
長さ | 9.6×18.6×109mm |
重量 | 16g |
吸引可能回数 | 300回 |
バッテリー容量 | 300mAh |
充電時間 | 90分~120分 |
まとめ

FLEVOプラスを購入して実際に使ってみて、リキッド漏れさえなければ使いやすい電子タバコだと感じました。

カートリッジの種類が3つしかないという点もややネックですが、今後増えていくことを祈ります!